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外壁塗装の専門用語をわかりやすく解説!初心者のための用語集(た行〜わ行)

外壁塗装の専門用語をわかりやすく解説!初心者のための用語集(た行〜わ行)

外壁塗装には専門的な用語が多く、初めて工事を検討される方にとってはわかりにくい言葉も少なくありません。

 

この記事では、前回ご紹介した「あ行〜さ行」に続き、「た行〜わ行」までの外壁塗装に関する用語をわかりやすくまとめました。

 

工事の打ち合わせや見積もりの際に役立つ基本的な知識として、ぜひ参考にしてみてください。

 

た行

 

耐震強度

建物の地震に対する強さ。

耐震性能

地震に対して建物が吸収できる力。

断熱性能

外気の気温、環境変化に影響されにくく、快適温度に保つ性能のこと。

弾性塗料

弾力性のある塗料。ひび割れによる水の侵入などでの劣化を防ぐのに有効な塗料。

チョーキング

塗装表面の劣化により塗料の成分が白い粉状になって現れること。

直接工事費

塗料代、人件費など。

塗膜

塗料を塗ることでできた層。

 

な行

 

内部結露

室内の水蒸気が壁の内部に侵入して外気温の影響で壁内部で結露すること。

軒天

外壁から出ている屋根の軒先部分の裏側のこと

 

は行

 

白亜化

チョーキングのこと。

塗装表面の劣化により塗料の成分が白い粉状になって現れること。

鼻隠し

軒先に取り付ける横板。

通常は雨樋をつける部分。

破風板(はふいた)

切妻屋根などの山型の部分に取り付ける雨風の吹き込みを防ぐ横板。

光触媒塗料

太陽や蛍光灯などの光が当たり表面で化学反応が起こり、汚れの元となる物質や細菌を分解する作用をもった塗料。

飛散防止ネット

塗料の飛散防止、防風、防砂などのために張られるネット。

フィラー

下地調整する際に使用される塗料。

下地の面調整をしたり段差を埋めたりするのに使用する

フッ素系塗料

フッ素を配合した塗料。

4フッ化フッ素樹脂を使用するようになり、飛躍的に紫外線への耐候性を高めた。耐候年数は12〜17年程度。

橋などの塗料にも使用され、更にフッ素を多くしたフッ素系塗料を塗ることで橋本体の劣化の進行を遅くしている。

プライマー

シーリング材の密着性をよくするために使われるもの。

防カビ・抗菌機能

外壁などにカビや藻などの発生を防ぐ作用

防水シート

屋根材の下に張られるシート。

年月とともに劣化するので、屋根の葺き替えのタイミングなどで貼り直すと良い。

 

ま行

 

無機塗料

鉱物などの無機物を原料として作られた塗料。

有機塗料と比べて耐久性、防水性が優れている特徴がある。

棟換気

棟と呼ばれる屋根の一番上の部分に通気口を設けて自然に小屋根裏(ロフト)の熱気や湿気を逃がすようにする。

毛細管現象

平らな屋根材(スレート瓦)で起こる、隙間から雨水が侵入してしまう現象

モルタル

外壁材料の一種 セメント、砂、水を練り混ぜた建築材料。

火気に強く味わいのある壁面は、日本の戸建住宅の一般的な外壁材だったが、近年は15%を占める程度に減少している。

 

や、ら、わ行

 

屋根裏

ロフト、小屋根のこと。

屋根の裏と天井の間に作られた空間のこと。

屋根裏換気

屋根裏に換気扇を設置して、屋根裏の熱気を外に排出するシステム

溶剤系塗料

塗料の一種。

主剤をシンナー等で薄めて塗る塗料。臭いがあるが、耐久性が高い。また劣化の激しい箇所には水性ではなく溶剤系の塗料を塗る必要がある場合もある。

一般住宅では、弱めのシンナーなどを使用する弱溶剤系塗料を使用する。

和瓦

日本の気候に最も適しているといわれている瓦。

雨音を遮断して断熱効果があるが他の屋根材と比べて重い。

 

 

まとめ

 

今回は、外壁塗装に関する用語の「た行〜わ行」をご紹介しました。

前回の記事(あ行〜さ行)とあわせて読むことで、外壁塗装に関する基本的な言葉や考え方がより理解しやすくなるはずです。

 

専門用語の意味を知っておくことで、工事の内容や見積もりの確認もスムーズになります。

 

これから外壁塗装を検討される方は、ぜひ両記事を参考に、安心して工事を進めてください。