COLUMN

コラム

TOP
外壁塗装の専門用語をわかりやすく解説!初心者のための用語集(あ行〜さ行)

外壁塗装の専門用語をわかりやすく解説!初心者のための用語集(あ行〜さ行)

外壁塗装を検討する際には、聞き慣れない専門用語が多くて戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、外壁塗装に関する用語を「あ行〜さ行」までを中心に、わかりやすく解説しています。

 

初めて外壁塗装を検討する方にも理解しやすい内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、「た行〜わ行」までの用語については別記事でご紹介しています。

 

あ行

 

足場 高所での作業を安全に行うために設置されるもの。また、近隣への影響を防ぐためにも。
アスベスト

石綿といわれる繊維状の鉱物で、耐火性や防音性などが優れているため、広く建材などで使用されていたが、健康被害を引き起こすことがあるため現在は使用禁止となっている。

アスベストを使用した建材の工事・撤去などには届け出・周知が必要となった。

上塗り 塗装の一番上に塗る作業のこと。
ALC(エーエルシー)

外壁材の一種。

軽量気泡コンクリートと言って、軽量で防火性耐久性に優れています。

縁切り

屋根塗装をした際に、毛細管現象によって雨水が侵入するのを防ぐため、屋根材同士がくっつかないようにする作業。

 

か行

 

外壁材 サイディング、モルタル、ALC、タイル(石材)など外壁を形成する材料。
カバー工法

古い屋根の上に新しい屋根をかぶせる方法。廃材や撤去の費用などもかからず、

屋根材が二重になることで、断熱、遮音性効果も高まる。

カラーベスト

セメントを主な材料としてつくった屋根材。コロニアル・スレートとも。

間接工事費

直接的な工事にはかかわらない費用のこと。足場仮設費、消耗品費、防音対策費、など。

金属屋根

ガルバリウム鋼板など、金属製の建材で作られた屋根。デザイン性があり、軽くて耐震性にも優れているため普及が進んでいる。

ケレン

脆弱な旧塗膜の除去やさび落としを行うこと。

仕上がりの美しさ、塗膜の耐久にもかかわってくる。

高圧洗浄

高い水圧で洗い上げること。

外壁塗装の前には、大抵高圧洗浄を行う。

小屋根

小さい屋根のこと。ひさしや2階建ての1階部分の屋根。

コロニアル

スレート瓦の呼び名でメーカーによって異なる場合がある。

軽くて加工がしやすく耐候性に優れている。

 

さ行

 

サイディング

ボード上になっている外壁材。多くはシーリング材でつなげて使用するが、近年ボード同士はシーリングを使用せずつなげることができるものも出てきている。

意匠性が高いが、モルタル同様定期的なメンテナンスが必要。窯業系、金属系など種類も豊富。

シーラー

下地調整する際に使用される塗料。

塗料の吸い込みを防ぎ、素材と上塗りとの密着力をあげて剥がれにくくしたり、仕上がりのむらをなくすために使用する。

シーリング材

ひび割れや小さな隙間を下地処理する際に使われる材料。サイディング同士をつなぐ目地材にも。

下地調整

塗装する際に耐久性を向上させるための下準備で洗浄やひび割れの処理や旧塗膜の剥離などを行い、 仕上げの塗料が密着しやすいようにシーラー(フィラー)と呼ばれ るものを下塗りしていく。

下地調整の行い方によってその後の塗装の耐久性に関わってくる。

下塗り

塗装工程の一回目の作業。多くの場合は下地用の塗料を使用する。

遮熱塗料

太陽熱などの熱の吸収を抑制し、温度の上昇を緩和する塗料。光熱費の削減にも期待のできる塗料。

シリコン系塗料

塗料の一種。

外壁用としてもっとも流通している塗料。

耐久性は7〜10年程度が一般的だが、様々な付加要素をつけることにより耐久性を高めているものもある。

水性塗料

主剤を水で薄めて使用する塗料。

シンナーなど揮発性の高いものを用いないことで、臭いも比較的少なく、環境への負荷も少ない。

親水性

水になじみやすい性質のこと

住宅寿命

その家が使用できる年数。日本の木造住宅の寿命は30年〜80年と言われているが、適切なメンテナンスは必要。

スレート瓦

主にセメントなどで作られた、扱いやすく比較的安価な屋根材。コロニアルとも。

 

 

まとめ

 

外壁塗装には、専門的な用語が多く登場しますが、基本的な意味や役割を知っておくだけでも、業者との打ち合わせや見積もりの確認がスムーズになります。

 

この記事では「あ行〜さ行」までの代表的な用語をご紹介しました。

続きの「た行〜わ行」についても、別記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

正しい知識を身につけて、納得のいく外壁塗装工事を進めていきましょう。