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春のお庭を楽しむために

2026/04/20

ガーデン

春のお庭を楽しむために

 

春の草花を取り入れたお庭

 

春はガーデニングに最適な季節です。きれいな花壇を作るポイントは、なるべく花を絶やさないようにすること。
花が咲いている期間が長く、丈夫で手がかからないものを上手に取り入れながら、球根類などアクセントになる草花を組み合わせるのが理想的です。
衝動買いのような草花の購入は、時にはかえってお庭の見た目を悪くします。品種ごとの開花時期を考慮し、一年を通してお花を楽しめるお庭づくりを。
初めての方でも簡単に育てられる春のお花をご紹介します。

 

 

オトメギキョウ

 

オトメギキョウ

 

「ベルフラワー」の名でよく知られている常緑性の多年草。

草丈は10~15cmほどで、2cmほどの青紫色の小さな花を株いっぱいに咲かせる。花期は4月〜6月。

 

 

バーベナ

 

バーベナ

 

花が少ない真夏の炎天下でも生育おう盛で、日当たりと水はけのよい場所に植えれば長期間花を楽しめる。

草丈は20~150cmとさまざまで、花期は5月中旬~11月中旬。花色は多種。

 

 

アジュガ

 

アジュガ

 

常緑の多年草で、日陰でも育つ。グラウンドカバーとしても広く活用されている。

カラーリーフとしても人気が高い。草丈は10~30cm、花期は4月〜5月。花色は紫、青、ピンク。

 

 

開花時期の目安

 

 

 

 

病害虫にも注意

 

花を楽しむことはもちろんのこと、葉色もお庭の彩りには欠かせません。また、草丈も把握しておくと、立体感・奥行きのあるお庭ができます。
品種ごとの特徴を把握し、バランス良く配置するのは初めは難しいかもしれません。まずはお好みのお花から植えてみましょう。ひとつが決まれば、その次はそれに合わせた草花選びを。徐々に知識や経験を増やしていけば良いのです。
ただし、暖かくなると害虫も出やすくなります。新芽時期の葉は柔らかいこともあり、害虫対策で使用した薬の影響もでやすくなります。害虫、病気、薬害の判断は難しいので、被害のサインを早く見つけて的確に対処したいもの。お庭の木々を守るために、日ごろから植物をよく観察しておきましょう。春に目立つ病害虫もいくつか紹介します。

 

 

チャドクガの幼虫

 

チャドクガ

 

有毒の毛に触れると皮膚にかゆみや炎症をおこす。主にサザンカ、ツバキ科の植物に発生。

スミチオンなどの殺虫剤を散布、または虫がいる枝ごと切って焼くか、袋に入れて処分するのが望ましい。

 

 

カイガラムシ

 

貝殻虫

 

集団で植物の葉や枝に寄生し、汁液を吸収し木々を衰弱させる。梅の木などに多く見られる。

ベニカ、オルチネン、スミチオン、マシン油などを散布。またはチャドクガ同様、枝や葉を取り除き処分する。

 

 

イラガ

 

イラガ

 

刺されると非常に強く痛む。捕殺が一番だが、触れてしまう場合もあるので、スミチオン乳剤等で噴霧するのが一番簡単な対処方法。

幼虫は死骸も毒を持っているので駆除後も注意すること。

 

 

うどんこ病

 

うどんこ病

 

植物にカビの菌が繁殖し、うどん粉のように歯が白くなる病気。ほとんどの植物に発症する可能性がある。

初期段階であれば、薬剤などで侵食を抑えられるが、放っておくと被害が拡大する。発症した部分は回復しないので、早期発見と予防対策を。

 

 

もち病

 

もち病

 

ツバキ類、ツツジ類に発生する病気で、新葉や新芽が焼いた餅のように膨らみ、肥大する。

肥大部に白い粉状の胞子をつくると、病気が蔓延するので、その前に摘み取って処分すること。

ダコニール1000、サンボルドーなどを散布するのも可。

 

 

最後に

 

ガーデニングと病害虫の問題は切り離すことができません。虫や病気を怖がって、春の季節を無駄にしたくないものです。上手に対処しながら楽しいガーデニングライフを過ごしてみてはいかがですか。